第一章 創業期 第二章 成長期 第三章 変化の時代 第四章 危機と転換 第五章 現在 第六章 次の時代

設立・移転・承継などの事実は、登記記録にもとづきます。年代やエピソードの一部は、創業者や関係者へのヒアリングにもとづきます。

CHAPTER 01 ─ 1985–1990

第一章 創業期

1985年8月14日、東京都千代田区神田淡路町。ごく少人数で立ち上げたこの会社は、物品の販売管理を仕事の中心として始まりました。組織に縛られず、自由に働きたい。これまでの経験と知識を活かしたい——創業者のその想いが、出発点にあります。

社名の「リベルタ」は、イタリア語で「自由」を意味する言葉です。音楽用語に由来する言葉を社名にしたい、という発想から名付けられました。もっとも、始まりが順調だったわけではありません。資本金を受け入れてくれる金融機関を探すところから、苦労がありました。

「より良いものを、より安く」。認知度が高く、安定して供給できる商品を選んで届ける。創業のときからの、変わらない考え方です。1988年ごろ、通信販売が世に広がりはじめると、カタログ通販にも取り組みました。

受け継がれた考え方

組織に縛られず、自由に、良いものを届ける。

チェーンストア統一伝票(仕入伝票)の用紙
チェーンストア統一伝票。創業期の仕事の中心は、販売管理だった。
約束手形・小切手の用紙
約束手形・小切手。取引の記録。
金融機関コード便覧
金融機関コード便覧。経理の実務を支えた一冊。

CHAPTER 02 ─ 1990–2001

第二章 成長期

1990年5月10日、事務所を東京都千代田区東神田へ移します。大手が参入しないような、特定のニーズを持つ小さな市場に活路を求めて、私たちは職域販売を手がけるようになりました。上場企業各社の社員向けに、福利厚生の一環としたカタログ販売を始め、商社を中心とした展示販売にも参画します。全国に出店した年もありました。当時は職域販売が全盛で、メーカーを含め販売業者が増えていた頃です。

取引が取引を呼び、仕入先の連鎖と販路の広がりが、同時に進みました。官公庁での販売も、仕入先からの紹介で口座を開くことができたものです。食品宅配が芽生えた頃には、健康志向の食卓に合う調理器具を提案するなど、暮らしの変化に寄り添いました。

上場企業の本社ビル内には売店を構え、CD・DVDの常設レンタルコーナーを設けて、レンタルとダビングのサービスも手がけました。とにかく真面目に、地味に、目立たず。裏方にまわってきたことが、そのまま出会いになりました。

受け継がれた考え方

とにかく真面目に、地味に、目立たず、裏方に徹する。

会社の受付
会社の受付。訪れる人を迎えてきた場所。
昭和のチェックライター
チェックライター(NIPPO)。経理の現場で。
勘定科目ごとに並んだ経理用のスタンプ
経理用のスタンプ。勘定科目ごとに使い分けた。

CHAPTER 03 ─ 2001–2008

第三章 変化の時代

2001年5月7日、事務所を現在地の東京都練馬区石神井町へ移します。この移転のあと、私たちはWeb販売を始めました。Yahoo!ショッピングから、です。

当時、ネットでの販売を認めるメーカーは、ほとんどありませんでした。仕入先からは、何度も中止のお願いが届きます。それでも、地味に、こつこつと。パソコンのことは何も分からないまま一から独学で、最初の原稿はワープロで書いたといいます。

Yahoo!ショッピングに続いて、楽天、Amazonへ。当時のAmazonは、まだCDやDVDが中心の売り場でした。そこから家電やキッチン用品へと、扱うものを広げていきます。販路が増えるにつれ、通販、TVショッピング、Web、職域販売と、売り場ごとに分けて考えるようになりました。

受け継がれた考え方

変化を、こわがらずに、いち早く試す。

東京都練馬区石神井町の本社ビル
東京都練馬区石神井町の本社。現在の拠点へ。

CHAPTER 04 ─ 2008–2025

第四章 危機と転換

時代は、いくつもの節目を突きつけました。さかのぼれば1997年、大手証券会社や銀行の破綻で「リストラ」という言葉が世に広がった頃。そして2008年のリーマン・ショック。長くお付き合いした得意先や仕入先の多くが、合併や社名変更で姿を変えていきました。

担当者の早期退職や統合が続き、寂しい思いもしました。それでも、合併を経て、再び新しい取引先として戻ってきてくださった方もいます。やがて企業の福利厚生は社内イントラを通じた仕組みへと移り変わり、私たちもまた、ECを軸とする今の姿へと少しずつ形を変えていきました。

2010年11月には、楽天市場の「ショップ・オブ・ザ・ウィーク」に選ばれた週もありました。ただ、苦しい時期も幾度もありました。社員やパートのチームワーク、仕入先や得意先の担当者——多くの方に支えられ、値崩れの少ないものを、割安感を持たせて売り続ける。ただ真面目に働くことで、その一つひとつを乗り越えてきました。

受け継がれた考え方

苦しいときこそ、真面目に、支え合って。

合併・改称を重ねた銀行の預金通帳が並ぶ様子
取引した銀行の通帳。合併や改称を重ねた時代の記録。

CHAPTER 05 ─ 2025–現在

第五章 現在

2025年(令和7年)3月10日、創業者である会長から、野田哲郎が経営を受け継ぎました。第五章は、そこから始まります。

いま、私たちの主戦場はECです。Yahoo!ショッピング・楽天市場の「正規店」と、自社EC「リベルタヴィラ」。石神井へ移ったあとに打ったWeb販売の先手は、いまの商いを支える主軸へと育ちました。扱うのは、キッチン用品を中心とした暮らしの道具。メーカーから預かった「いいもの」を、正規の売り場で、丁寧な梱包とともに、確かにお客様のもとへ。

「どこで買うか、どうやって送るか、何で払うか」。お客様のその問いは、創業のときから、いまも変わりません。変わり続けるのは、答えのほうです。

受け継がれた考え方

確かに預かり、確かに届ける。

現在の本社が入るビルの入口に掲げられた「株式会社リベルタ」の表示
練馬・石神井の本社ビル入口。いまも、ここで商いを続けています。

── 創業から現在まで、五つの章でたどってきました。そして歴史は、いまも続いています。

CHRONOLOGY

正史年表

19858月14日、東京都千代田区神田淡路町にて株式会社リベルタ設立(登記記録による)。物品の販売管理を仕事の中心に始まる。
1988この頃、カタログ通販に取り組む。
19905月10日、東京都千代田区東神田へ移転。この頃から、上場企業の社員向けの職域販売、商社を中心とした展示販売へと販路を広げる。
20015月7日、現在地・東京都練馬区石神井町へ移転。この後、Web販売を開始。Yahoo!ショッピングより始め、楽天・Amazonへ広げる。
201011月、楽天市場「ショップ・オブ・ザ・ウィーク」を受ける。
2025令和7年3月10日、創業者・野田一より、野田哲郎が代表取締役を承継(登記)。新しい経営体制へ。
現在Yahoo!ショッピング・楽天市場の正規店と自社EC「リベルタヴィラ」を主軸に、暮らしの道具のEC販売を続ける。

設立=昭和60年(1985年)8月14日/資本金1,000万円/おかげさまで42期(いずれも登記記録によります)。会社情報ページの沿革と同一のデータです。年の特定ができていない出来事は、年表に置かず、章の本文でご紹介しています。

第六章は、いま書かれている。

歴史の続きは、代表メッセージと挑戦のページへ。

RECRUIT

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